落ち着きがない

• 「部屋をウロウロ歩き回ったり、ひたすら毛づくろいして気持ちを落ち着かせようとしたりしてます」


• 「家中、ウロウロして点検する。落ち着くまで時間がかかる」


• 「ウロウロ落ち着かない。鳴きまくる。部屋の奥から出てこない」


• 「夜になると不安になるのか、いつもとは違う声で鳴きながら歩き回りなかなか寝ない」


• 「腰を低く落として歩き回り、隠れたり落ち着かない様子を見せる」


• 「興奮してよだれがすごい」

隠れたり、飼い主さんに近寄らなくなる

• 「しばらくご機嫌ななめで触らせてくれないし、軽く隠れる。数日は出かける準備をしてると逃げていく」


• 「押入れに入ってしばらく出てこなかったり、近寄るとシャーと言って怒って見せたり」


• 「機嫌が悪くしばらく寄ってこない」


• 「ケージから出た途端に隠れて、しばらく出てこない」


• 「私を避けるし、すぐに隠れる」


• 「多頭飼育ですが、どのコも帰宅後すぐ、ベッドの下やソファの裏に引きこもり半日くらい出てきません」


• 「病院に連れて行った私を裏切り者だと思うのか、しばらく遠巻きに様子を見ています。病院にいる間は、あれだけ頼りにしていたくせに！（笑）」


• 「当分の間、狭いところに隠れて出てこない。車のエンジンをかけただけでも一目散に逃げていく」

ゴハンを食べなくなる

• 「帰って来て落ち着くまでは、ゴハンを食べない」


• 「1週間くらい食欲や活動量が減る」

ふて寝をする

• 「ひどい目に遭ったという顔つきでふて寝したりする」


• 「病院嫌いで捕獲するとき大暴れになるため、帰ってきたときも威嚇して高い棚の上でふて寝をしている」

ほかにも、こんなエピソードが

• 「いつも以上に体をなめています。いつもより、グッタリしています」


• 「半日くらい、ウニャウニャとシャーを繰り返して文句を言ってます」


• 「いつも以上に足にスリスリしてきます。『病院嫌だった～』という感じで、にゃーにゃー鳴いて甘えてきます」


• 「口呼吸」


• 「姉猫や妹猫に、通りすがりの猫パンチをする」


• 「まわりの猫たちに八つ当たりをする。ストレスから血尿や嘔吐をする。食欲不振」


• 「動物病院の帰りから吐いたり下痢したりしてしまいます」


• 「毎回ではないが粗相をする」


• 「なんとなくよそよそしくなるので、おやつをあげたり落ち着くまでそっとしておきます」


• 「不安な感じで、落ち着いてキャリーケースから出るのに時間がかかりました」

【獣医師解説】動物病院に行った日は、愛猫にどのようなケアをしてあげるとよい？

動物病院に行って家に帰ってくると、機嫌が悪かったり、気持ちが不安定な様子を見せる猫がいるようです。愛猫にそのような様子が見られたら、飼い主さんはどう対応すればよいのでしょうか。

ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。

岡本先生：
「アンケートの結果にもありましたが、動物病院から帰宅後に下記のような様子を見せる猫もいます。

・落ち着きがなくなる
・狭いところに隠れる
・飼い主さんを避ける
・食欲が落ちる

このような様子は、警戒心の強いコや繊細なコに多く見られる傾向があると思います。

飼い主さんができる対策や対応としては……

・普段からクレートを生活圏内に置いておき、“安全な場所”としてクレートに入ることに慣らしておく
・気持ちのリラックスをサポートするフェロモン製品やサプリメントを使用してみる
・動物病院から帰宅した日は、愛猫を刺激しないようになるべくそっとしておいてあげる

などが挙げられるでしょう。愛猫が動物病院から帰宅後に普段とは違った様子を見せる場合は、ぜひ参考にしてみてください」

（監修：ねこのきもち獣医師相談室　獣医師・岡本りさ先生）
ねこのきもちWEB MAGAZINE『動物病院に行った日の愛猫の様子に関するアンケート』
※アンケートは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年7月時点の情報です。
取材・文／雨宮カイ