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猫カゼの後遺症で視力を失った保護猫をお迎えして5年→清らかな瞳の美しさで1.2万人を魅了する

2025/09/08

言葉を失うくらいにキレイな瞳をした猫に、約1.2万人が「いいね」を押しました(2025年8月25日時点)。

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お気に入りのクッションの上にいた小梅ちゃん
引用元:@uchan_kota

写真の猫は、X(旧Twitter)ユーザー@uchan_kotaさんの愛猫・小梅ちゃん(取材当時6才)です。
このとき飼い主さんは、小梅ちゃんともう1匹の同居猫とリビングでのんびりと過ごしていたのだとか。お気に入りのクッションの上で小梅ちゃんが写真の顔をしていたので、「かわいい」と思い写真を撮ったといいます。

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純粋な瞳で見上げる小梅ちゃん
引用元:@uchan_kota

飼い主さん:
「素直に、『今日もかわいいな~』と思いました。小梅の瞳を見ていると不思議と心が落ち着くというか、見とれてしまいます。
小梅は盲目猫なのですが、今まで人を怖がったり怒ったりしたことがなく、毎日穏やかに過ごしています。そんな、優しくて穏やかな性格が表情にあらわれていると思いました」

保護猫だった小梅ちゃんとの出会い


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子猫時代の小梅ちゃん
引用元:@uchan_kota

小梅ちゃんは元保護猫。飼い主さんに迎え入れの経緯をお聞きしました。

飼い主さん:
「譲渡会で生後半年の小梅に出会いました。小梅は猫カゼの後遺症で盲目だったこともあり、里親がなかなか見つからず、長い期間を愛護センターで暮らしていたようです。この頃から小梅は真っ黒できれいな目をしており、その目がとても印象に残りました」

どうしても小梅ちゃんのことが気になった飼い主さんは、小梅ちゃんを家に迎え入れることを決めたといいます。

慣れない家への不安を感じさせない猫だった


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リラックスする小梅ちゃん
引用元:@uchan_kota

飼い主さんにお迎えした当時の小梅ちゃんの様子を伺うと、次のように教えてくださいました。

飼い主さん:
「驚くことに、お迎えした初日から家でくつろいだり遊んだりして、小梅はのびのびと過ごしていました」

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おもちゃで遊ぶ小梅ちゃん
引用元:@uchan_kota

小梅ちゃんの目に配慮して、飼い主さんもいろいろと工夫をしたそうです。

飼い主さん:
「おもちゃは音がなる物を選ぶようにしていました。ほかには部屋のレイアウトを変えず、余計なものも置かないようにしていました。急に触ると小梅がビックリするので、声をかけてから触るようにしています」

これまでを振り返ると、たくさんの思い出が!


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自分の位置を把握するように壁際に立つ小梅ちゃん
引用元:@uchan_kota

飼い主さんに、迎え入れから現在までで思い出に残っているエピソードを教えていただきました。

飼い主さん:
「引っ越しをした際に、小梅は好奇心が旺盛なので怖がらずに部屋を探検して、新しい生活にすぐになれていました。4才の同居猫はおびえて、なかなか新しい生活になれなかったのに!
そんな2匹の姿を見て、やっぱり小梅はポジティブで穏やかな性格だな~と感じたのを覚えています」

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ゴハンを待つ小梅ちゃん
引用元:@uchan_kota

また、食欲も旺盛で、食に関する思い出も多いのだとか。

飼い主さん:
「食いしん坊な小梅は、とにかく食べることが大好きです。おやつが入っているボックスを力ずくでこじ開けたり、同居猫の分までおやつを食べたりするので、いろいろ対策していたことも覚えています。
今では、私に甘えておやつをもらうことを覚えたので、小梅なりに考えて行動していると感じています」

小梅ちゃんは飼い主さんを元気にする存在


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同居猫とくつろぐ小梅ちゃん
引用元:@uchan_kota

最後に、飼い主さんに小梅ちゃんに対する思いをお聞きしました。

飼い主さん:
「何をするにも全力で一生懸命です。ポジティブかつ穏やかで、優しい小梅を見ていると、私も頑張らなきゃと思います。私にとって小梅は、いつでも元気と笑顔をくれる頼もしい存在です」

小梅ちゃんのすべてが、飼い主さんを笑顔にしていることがわかりました。

写真提供・取材協力/@uchan_kotaさん/X(旧Twitter)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。