2階から“ライオンのぬいぐるみ”を運んでくる元保護猫 毎日続く健気なルーティンに、家族もほっこり
2025/12/02
毎日のようにお気に入りのぬいぐるみをせっせと運ぶ猫の姿に、飼い主さんは優しさを感じているようです。
ぬいぐるみを得意げにくわえて登場

引用元:@sabatoraharu
ライオンのぬいぐるみをくわえて歩いているのは、X(旧Twitter)ユーザー@sabatoraharuさんの愛猫・春くん(撮影時、推定6才)。
写真が撮影されたのは、飼い主さんの自宅の1階。春くんは2階に上がったあと、そこに置いてあるライオンのぬいぐるみをくわえて1階まで運んできたそうです。
ほぼ毎日のように繰り返されるやりとり

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飼い主さんによると、春くんはほぼ毎日のようにぬいぐるみを運んでいるのだそう。普段は1階の居間で過ごしていますが、一日に数回2階へ行くことがあり、そのたびに“お決まりの行動”を見せるといいます。
飼い主さん:
「春ちゃんは2階に置いているライオンのぬいぐるみを、必ずと言っていいほどくわえて持ってきます。私たちは気づかれないようにそっとぬいぐるみを2階に戻すので、このやりとりが繰り返されます。
以前からぬいぐるみを運ぶ姿はありましたが、少し前にお土産として買ってきたこのライオンのぬいぐるみが、一番のお気に入りになっています」

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春くんのこの行動を初めて見たとき、「とても微笑ましく感じました」と話す飼い主さん。春くんの行動を見ていて、こんなことを思うそうです。
飼い主さん:
「おそらく、『新しいお友達を連れてきたよ』と飼い主に報告するような、優しい気持ちから出た行動だと感じています。
ぬいぐるみを連れてきたときは鳴き声で積極的にアピールしてくれるので、その思いが伝わってくるんです」
保護猫だった春くん

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保護猫だったという春くん。猫と暮らすなら保護猫を迎えたいと考えていた飼い主さんは、保護猫団体のホームページで春くんを見つけ、一目で気になったといいます。
「ぜひこのコを家族として迎えたい」という思いが強くなり、実際に対面。会ってみて「このコだ」と確信し、お迎えすることを決めたのだそうです。
2週間のトライアル期間を経て、春くんは2022年4月に正式に家族の一員になりました。
推定6才の今は、甘えん坊で“おしゃべり”な姿で家族を癒す存在に

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それから3年。春くんは、のんびり屋で甘えん坊な性格のコに成長しました。よく“おしゃべり”をしてくれるところも、飼い主さんが感じる大きな魅力なのだそうです。
最近では、こんな愛らしい姿を見せて飼い主さんたちをほっこりさせているのだとか。
飼い主さん:
「春ちゃんは気に入らないなで方をされると、短く『ニャ』と捨て台詞のように鳴いて、離れていくことがあるんです。自己主張がはっきりしてきたなと感じます」

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春くんは毎日いろいろな表情やしぐさを見せて、家族を癒しているようです。
写真提供・取材協力/@sabatoraharuさん/X(旧Twitter)
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。