冬支度の新ベッドを「まさかのカスタム」!? ベッドを潰して仕上げるたまちゃんの流儀【連載】交通事故にあった猫を拾いました#235
2025/12/04
こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
我が家の冬支度。新しいベッドを買いました。

少しずつ寒くなってきていて、秋を通り越して冬になってしまうんじゃないかとでも思ってしまう今日この頃。
猫様達のために新しいベッドを新調しました。
しっかり温まれるように、ドーム型のベッドを買ったおかーさん。
これなら臆病なたまちゃんでも安心して使ってくれること間違いなしです。
…と、建前上は言いたいところですが、本音を言うのであれば、ドームに入ってる姿がおかーさん個人的に好きで好きでたまらないのです。(下心)
なんかね、ほら、あれですよ。ちっちゃな鎌倉みたいで…可愛いじゃないですか!(頼む伝われ)
人間の理想にはなってくれないのが猫様というもの

おニューのベッドに最初に目をつけたのは、我が家の古株たまちゃん。
見つけるやいなや、何やら踏み潰し始めましたよ…。
(※この時点で飼い主のHPはゼロに近い)
何度も踏み潰しては寝てみて、もう一度踏み潰しては寝てを繰り返し…
そうなのです。きっと最終調整は自分自身でやろうじゃないかという…
さすがたまちゃん!漢気とも捉えられます。
何度も踏み潰されて完成したベッドと共に飼い主の理想も踏み潰され、儚く散っていく音が聞こえた気がしました。(笑)
『自分の居場所は自分で』派

自分の居場所は自分で作りたいタイプなのかもしれません。
これはこれで…可愛いから結果オーライですね!
tamtam プロフィール
動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111