生後4カ月のときにお迎えした元野犬の子犬→家族に愛され「感情表現豊か」に育った現在の様子に癒やされる
2025/11/17
今回ご紹介するあんころちゃんは、生後4カ月のときに飼い主さん宅に迎えられた元保護犬。「前足にあんこのようなブチがある」ことから、このように名づけられたのだとか。

引用元:@ankoro_motoyan
そんなあんころちゃんとの出会いのきっかけやお迎えの経緯について伺うと、X(旧Twitter)ユーザーで飼い主の@ankoro_motoyanさんは、次のように教えてくれました。
飼い主さん:
「もともと保護動物と暮らしたいと考えていましたが、近所で譲渡会がなかったので、保護犬のマッチングサイトに登録し、そこで出会いました。
実際に会って抱っこしてみると想像以上に落ち着いたコで、犬初心者の私たちでも一緒に暮らすイメージがもてました(のちに“おてんば娘”であることを知るのですが……)。それから必要なものを買いそろえてトライアルを開始。わが家での暮らしにも慣れてくれたので、正式に家族となりました」
あんころちゃんとの暮らしが始まった

引用元:@ankoro_motoyan
こうして飼い主さん宅に迎えられたあんころちゃん。お迎え当初の様子についてお聞きすると、飼い主さんはこう教えてくれました。
飼い主さん:
「あんちゃんは、きょうだい犬3頭で野原をさまよっていたところを保護された元野犬です。こうした背景から、なつくまでに時間がかかるかと思っていましたが、怯えつつもナデナデを嫌がらず、お迎え翌日には元気に駆け回り、“おてんばな本性”を見せてくれました。
そしてお迎えから5カ月ほど経った頃、一緒にソファでゴロゴロできるようになったときは、『家族と認めてくれたんだな』と感動したことを覚えています。抱っこは未だに拒否ですが……(笑)」
3才になったあんころちゃんの様子

引用元:@ankoro_motoyan
飼い主さんによると、今年の8月で3才になったというあんころちゃん。最近の様子などについて伺うと、「とても賢く感情表現が豊か」だといい、こんなエピソードも聞かせてくれました。
飼い主さん:
「あんちゃんを迎えたあとですが、私が出産し、その子どもは2歳になりました。今では一緒に楽しく遊んでくれるなど、あんちゃんはとっても優しい“お姉ちゃん”に成長しました。
家族のことが大好きで、お留守番などで数時間ぶりに会えると、両耳をぺた~んと倒して喜びを伝えてくれます」
飼い主さん:
「一方で、不器用かつ臆病な部分もあり、相手の様子を見ずにグイグイ行くわりに、相手から来られると逃げてしまうなど、犬の集会にはうまく馴染めないこともありますが、そんなところが愛おしいです」
あんころちゃんへの想い

引用元:@ankoro_motoyan
飼い主さんご家族に愛され、楽しく幸せに暮らしている様子のあんころちゃん。最後に、飼い主さんはこんな想いを聞かせてくれました。
飼い主さん:
「あんちゃんは、私が落ち込んでいるときなどそっと寄り添ってくれる、穏やかで優しいコです。人のようだなと感じる瞬間が多くあります。
『わが家に来てくれて本当にありがとう。いつも一生懸命お話を聞いてくれてありがとう。これからものびのびあんちゃんらしくいてね』と伝えたいです。
そして、あんちゃんに出会わせてくださった保護ボランティアの方々、保健所の皆さまにも感謝の気持ちを伝えたいです。大変お世話になりました」
「保護時あんちゃんと一緒にいたきょうだい犬は全員家族が見つかり、それぞれ幸せに暮らしているんですよ」と教えてくれた飼い主さん。あんころちゃんと飼い主さんの幸せな暮らしが、末永く続くことを祈っています。
写真提供・取材協力/@ankoro_motoyanさん/X(旧Twitter)
取材・文/長谷部サチ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。