大学中退したら就職活動はどうする?仕事を決めるためのコツ

大学中退というと、何だか良くないイメージを持ってしまう人もいるかもしれません。
たしかに大学を卒業したわけではないので、経歴としては高卒の扱いとなってしまい、卒業した人と比べると狭き門にはなります。
しかし最近では学歴不問、人柄重視という企業も徐々に増えてきました。
大学を中退していても就職活動を積極的に行うことで道は開けます。どのように活動すればいいのか、仕事を決めるためのコツについてまとめました。
致し方ない理由で中退せざるを得なかった人も、諦めずに頑張っていきましょう。

大学中退でも正社員を諦めてはいけない

大学中退だと学歴としては高卒と同じになってしまうため、もう正社員になれないのではないか、ちゃんとした仕事に就けないのではないかと諦めてしまう人もいると思いますが、そんなことはありません。

ここ数年は売り手市場が続いています。深刻な人手不足で、とくに中小企業では優秀な人材を求めています。

とある調査によると、企業全体のおよそ半数で正社員が不足しているそうです。
2018年2月の有効求人倍率は1.08倍ですし、優秀な人材を学歴だけに求めていない会社だってたくさんあります。
つまり、大学中退だからって正社員になれないなんてことはないのです。

3ヶ月〜半年は頑張る

新卒と違って自分で就活をしていかないといけないので、どのくらいの期間で就職が決まるかはその人の頑張りと運にかかっています。
だいたい3ヶ月〜半年くらいで決まる人が多いようですね。

のんびりしているといつまでも決まらないので、いつまでに就職をするのかという明確な目標を決め、そこに向かってスケジュールを立てましょう。

限られた日数の中で自分がどう動いていくのかということを考えるために、具体的な計画を立てて、その通りに行動していくことが内定への近道です。

中退の人が多く就職している職種

大学中退の人が就職しやすい業界というのがあります。

  • サービス業
  • 販売職
  • 専門職、技術職

です。
およそ半数以上はこの業界に就職しています。

サービス業や販売職は万年人手不足ですから、中退であっても就職しやすいというのがメリットです。

技術職などは、もし大学にいる間に何か特定のことを学んでいればそれを活かすことができますし、もしなくてもこれから勉強すれば大丈夫。
必要な資格を取得するだけの熱意があれば、専門職につくことができるでしょう。

どのような職種を選ぶか、早く行動することが鍵

大学中退の人の就活は、とにかく早く行動することが大切です。行動力がものをいいますから、悩んでいる時間があったら行動しましょう。

大学は面倒を見てくれないから

通常の就活とは動きが違いますし、当然ですが大学は面倒をみてくれません。
ただ、

  • 自己分析
  • 業界、企業研究
  • エントリーシート、面接対策

など、やるべきことは同じです。
一つ一つ地道にこなしていくしかありません。

ブランク期間をできるだけ短くすること

中退してからのブランクはできるだけ短いのが理想です。
例えば家族の介護など明確なブランクの理由があればいいのですが、そうでない場合はネガティブな印象を持たれがちだからです。

就職しよう!と思ったら即行動しましょう。

求人情報をくまなく探そう

求人情報はとにかく広く、くまなく探すこと。
どこに条件のよい会社、自分がいいと思える会社があるかわかりません。

  • ハローワーク
  • 求人サイト

を丹念にチェックすることはもちろんのこと、最近では中退者専門の就職支援サービスなどもあります。
とにかく数が大事なので、目についた企業には片っ端から応募するくらいの行動力で動いてください。

学歴不問の会社を探そう

学歴よりも人柄で採用するという企業も増えています。いいことですよね。

  • 販売、接客業
  • 営業職
  • システムエンジニア

などは学歴不問の場合が多いです。

専門的な資格を取る

こういう業界、会社に勤めたいという明確な目標があれば、それに関連する専門的な資格を取ることに挑戦してみませんか。

学歴で自信が持てなくても、資格を取れば勉強したという証になりますし、自分の自信にもなると思います。

もしブランクがあっても、その資格のために勉強していたというのであれば問題ないと思います。

公務員も受験可能

公務員は大学中退でも受験は可能です。職種によっては年齢の上限があったり、「高卒のみ」などの制限があることもありますが、大学中退を理由に受験ができないということはありません。
ただし、試験に合格することと採用されるかは別であるというところに注意が必要です。
国家公務員も地方公務員も、最初の試験では「試験に合格した人」として名簿に載るというだけのことで、その後の実際の採用はまた話が別。
名簿は成績順になっているので、実際に採用するところが名簿に載っている人と面接をして、採用を決めていく形になります。

筆記試験に合格したからといって採用になるわけではないですが、名簿に載っていれば欠員が出た時に採用される可能性もあるので、試験を受けておくだけでもしておくといいかもしれません。

大学合格を評価する企業もある

中退してしまったということを気にしている人は多いと思うのですが、企業によっては「大学に合格した」という事実を評価してくれるところもあります。

一般入試で入るというのは誰にでもできることではないので、大学に入るだけの学力を持っているということを評価してもらえれば、採用の可能性は高くなるかもしれません。

大学を中退している人は履歴書、面接対策が必須

大学中退した人は、中退した理由を説明するのが最大のポイントになるでしょう。

履歴書はどう書くべきか

大学中退したことを書きたくないかもしれませんが、学歴詐称とならないようにここは正直に書きましょう。
面接の時に中退した理由を説明できればいいのです。

◆履歴書の書き方
2016年4月 ○○大学法学部入学
2018年12月 ○○大学法学部中退(家庭の事情により)

など、簡潔に記載します。

面接ではどう答えるべきか

面接では、中退した理由を必ず聞かれますので、その対策は必須です。
家庭の事情や金銭的な理由であれば、本人のせいではありません。正直に答えれば大丈夫です。
もし大学に馴染めなかったとか、もう勉強したくなくなったなどのネガティブな理由であれば、ストレートに伝えるのはちょっとはばかられます。

  • 学業以外にやりたいことが見つかった
  • 大学に行くことの意味が見いだせなくなったが他にやりたいことが見つかった

など、やる気に結びつくような説明をした方がいいでしょう。
中退の理由を伝える最大のポイントは、聞かれる前に自分から話してしまうことです。
面接の序盤で自分から説明してしまいます。そうすることで、後はその企業への熱意などを説明しやすくなるからです。
大学中退という経歴に対してはどうしてもネガティブな印象を持たれがちです。

すぐにやめてしまうのでは?という採用担当者の心配を払拭するくらい、積極的に熱意をアピールするためにも、ネガティブな話題だからこそ避けずに自分から話してしまいましょう。

企業研究は必須!

企業研究は新卒と同様、最も大切なところです。
中退という弱点を克服するためにも、自分がいかにその会社にとって必要な人材かということをアピールする必要があります。
そのためには企業研究は徹底的にしてください。

熱意を伝えよう

ただ何となく入ったから、何となくチュ対してしまったという人もいると思います。
そんな人ほど、就職に対する熱意をアピールする必要があるでしょう。

  • 大学に入る前にもっときちんと調べるべきだった
  • 大学は中退してしまったが今は将来のために資格の勉強をしている
  • 今後はこんな風に仕事をしていきたい

など、今後の人生についてどう考えているかをきちんと説明しましょう。
前向きな姿勢をアピールすることができるように、やりたいことなどを明確に伝えられるように練習してください。

もう一度進学し直すことも考えてみよう

大学中退→就職でなくてもいいと思います。
お金もかかるので金銭的な問題をクリアする必要はあるものの、もう一度自分が情熱を傾けられることについて学び直すという選択肢もありです。
違う大学への進学に向けて、もう一度勉強し直して見るということも考えてみてください。
たった一度の人生ですから正解はありません。
何か働かないとと焦って就職するよりも、じっくり考え直して勉強し直すというのでも良いのではないでしょうか。

大学中退でも自分の人生を諦めないことが大事

中退したということに対してネガティブなイメージを持っている採用担当者はたくさんいますし、大卒募集となっている会社ではそもそも応募もできません。
だから狭き門だと諦めてしまう人もいますが、そんなことはないですよ。
人生はどこで道が開けてくるかわかりません。思いもしなかった会社から内定をもらうかもしれませんし、正社員の働き口を探しているうちに、他にやりたいことが見つかるかもしれない。
だから諦めないで、どんどん行動してください。

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