自分の強みってなんだろう?見つけ方と面接でのアピール方法

自分の強みは?と聞かれて、パッと答えられる人の方が少ないかもしれません。
強みとは得意なこと?特技?何を答えたらいいのかわからない!という方へ、自分なりの強みを見つける方法をご紹介します。
自分の強みは志望動機と並んでよく聞かれる質問ですから、しっかりと分析しておきたいところですね。
あわせて効果的なアピール方法もご紹介するので、自分の強みをあなたの熱意と上手くからめて、無事に内定を勝ち取ってください!

意外とわかっていない、自分の強みには3種類ある

自分の強みって、よくわからないという人が多いと思うのです。特に、日本人は。
まず、「強み」と一口にいっても種類があります。
性格的なものもあるし、特技だって強みです。どの分野にどんな強みがあるのか、自己分析をするためにも、強みの種類を覚えておきましょう。

ヒューマンスキル

ヒューマンスキルとは、性格とか人間性と考えるとわかりやすいでしょう。

  • 協調性がある
  • 柔軟性がある
  • 向上心がある

などです。
あなたの長所は?と聞かれて答えるものに近いですね。

テクニカルスキル

テクニカルスキルというのは、保有している資格やこれまでの経験のことです。

  • TOEIC○点
  • 英検1級
  • 1年間イギリスに留学
  • 営業職の経験が2年

などです。

ポータブルスキル

ポータブルスキルというのは、これまでの経験を踏まえてどのような会社や職種であっても活かせるスキルのことです。ちょっと難しいですが、面接では重要な部分になります。

  • リーダーシップ
  • 問題解決力
  • マネージメント力
  • 提案、分析力

などです。
そのまま言うと少しわかりにくいスキルなので、具体的にどのようなところでこの強みを発揮できたのかとエピソード付きで説明するといいでしょう。
ポータブルスキルは見つけるのが難しいかもしれないですね。でもそんな強みはない、と落ち込まないでください。

ヒューマンスキルやテクニカルスキルを組み合わせて「自分にはこのような強みがあるので○○力を磨き、今後の仕事に活かせます」とアピールしていけばいいのです。

自分の強みはなんだろう?長所を見つける方法

それでは自分の強みを見つけていきましょう!
どんな人でも必ず強みがありますから、効果的にアピールできるように小さなことでも強みに結びつけていきたいですね。

徹底した自己分析をしてみる

強みを見つけるには自己分析が欠かせません。これまで自分のことを深く掘り下げて考えたことはあまりないと思うのです。
いい機会なので、子供時代に戻って自分という人間を改めて理解してみましょう。
まずは自分史を作ります。

  • これまでの経歴
  • 趣味
  • クラブ活動
  • 得意だった勉強
  • 好きなこと
  • 得意なこと
  • これまで経験したこと
  • これまで努力したこと

などを書き出してみてください。結構な量になると思います。

  • 自分が何に向かって努力をしてきたのか
  • なぜ頑張ることができたのか
  • なぜその方法で解決しようと思ったのか
  • 困難を克服する上で得たもの

などを書き出してみると、自分がどういう人間なのかということがよく見えてきます。

性格的な長所を見つける

性格的な長所はぜひたくさん書き出してみてください。
あなたの人間性をアピールできるところでももちろんいいし、仕事に活かせそうな特徴ならなおいいですね。

  • 協調性がある
  • 責任感がある
  • 粘り強い
  • 周りに気配りができる
  • コツコツ細かいことに取り組むのが好き

など、小さいことでもいいので、どんどん書き出してくださいね。

短所しか思いつかなくても大丈夫!

自分のいいところなんて思いつかないという日本人は多いものです。でも大丈夫、短所しか思い浮かばないならそれを書き出してみてください。
逆に短所を聞かれることもあるので、短所も把握しておいたほうがいいんです。
短所は全て長所に置き換えられます。

  • 頑固→責任感が強い
  • 人の顔色を伺ってしまう→気遣いができる
  • 深く考えずに動いてしまう→行動力がある
  • 引っ込み思案で動けない→慎重に行動する
  • 自己主張が強い→積極的
  • 神経質→几帳面な性格

こんな風に置き換えていくと、自分の長所に気づくきっかけにもなりますよ。
長所と短所は表裏一体、どっちもどっちなのでうまくアピールできるように言い換えればいいんです。

人から見た自分を客観的に見る

自分で自分のことってやっぱりなかなかわからない。そう思ったら、家族や親しい友人に聞いてみましょう。
自分はこう思っていたけど、人から見るとそうなんだという新しい発見も得られます。

短所だと思っていたことが他人から見ると長所であるということはよくあることですし、無意識にやっていて全く気づかなかったことを指摘してもらえるかもしれません。

自分では見えない部分がわかるので、ぜひ聞いてみてください。

自己分析テストを受けてみる

転職サイトなどでは無料の適職診断などをやっていると思いますが、有料でも自己分析テストを受けることができます。
どのレベルまで知りたいかによりますが、一度真剣に自分を分析してみるなら有料で受けてみてもいいと思います。

スキルや得意なことももちろん自分の強みになる

あなたの得意なことも棚卸しをしていきましょう。仕事に結びつくようなスキルを誰しも一つは持っているはずです。

自分が得意なことを考えてみる

スキルというのは「英検2級」のような資格だけではありません。例えば、

  • 調べ物が得意
  • 人前で話すのが得意
  • 資料作りが得意

なども立派なスキルです。

  • 人よりも上手にできること
  • よく頼まれること
  • 人に喜ばれること
  • 人に褒められること

などの中から探してみてください。

人によく相談されるという人なら傾聴のスキルを持っているのもかもしれないし、なんだかんだでいつも飲み会の幹事をしていたという人は、人をまとめたり物事を計画するのが得意なのかもしれないですね。

学生時代にどんな役割が多かったのか、ということから考えていくといいかもしれません。

過去に克服してきたこと

人に威張れるようなことを何もしてないと思うかもしれませんが、誰だって自分なりの壁を乗り越えてここまでやってきているのです。
だから、過去にどんなことを乗り越えてきたのかということを考えてみてください。

例えば、大学入試に一度失敗した。しかしどうしても学びたいことがあったので毎日予備校で必死に勉強して志望校に合格した、というのも克服したことの一つです。

スポーツでもいいし、できなかったことができるようになったというエピソードを探してみましょう。

持っているスキル

これはわかりやすいですね。

  • TOEIC○点
  • 簿記2級
  • 英検1級

などの検定に関するものだけでなく、ボランティア活動の成果などもスキルとしてアピールできるでしょう。
ただし、誰でも取れるような資格だけだと正直アピール力は弱いのです。

その資格を使ってどんなことができるのか、その資格を取得する上で得たものなど仕事と結びつけられる点まで考えたいですね。

自分の強みの効果的なアピール方法

あなたの強にをどのようにアピールしていくか、聞かれ方によって答え方も変わってくるのでいくつかパターンを考えておきます。

いくつか用意しておく

例えば「あなたの長所は?」と聞かれた時に「アメリカに1年留学していました」と答えるのはおかしいですよね。
強みといってもどう聞かれるかによって答える内容が違うので、いくつか答えを用意しておきます。
最初に説明した3つのスキルのタイプに分けて考えておくとよいでしょう。

アピールする時には1つに絞る

強みがたくさん見つかるとあれこれアピールしてしまいたくなりますが、それは1つに絞りましょう。
それぞれの企業で求めている人材、人物像が違うはずです。求められている人材に近い自分の強みをアピールするのです。

将来のリーダー候補が求められているならリーダーシップがあることは有利になりますよね。営業職だったらじっくり考える人よりも行動力のある人のほうが求められるかもしれません。

何れにしてもたくさんアピールするのではなく、「私はこういう人間です」ということがわかるエピソードに絞ってアピールすることで印象を強めることができます。

わかりやすく、簡潔に説明する

人に説明するときには、わかりやすく、簡潔に、が基本です。
だらだらと話してしまうと何を言っているのかがわからず、せっかくの強みが伝わりません。
こんな時は「PREP法」を使って説明しましょう。

  • P(point):私の強みは○○です。(結論から言う)
  • R(reason):なぜなら〜〜だからです。(理由を説明)
  • E(example):例えば〜〜(エピソードを説明)
  • P(point):だから私の強みは○○です。(再度要点をいう)

この方法で話し方を考えると、相手に伝わりやすくコンパクトにまとめて話すことができます。

長所は具体的なエピソードを用意しておく

性格的な長所はそれだけだと相手に伝わりにくいものです。例えば、「私は優しい性格です」と言っても、どのように優しいのかわかりづらいですよね。
でもせっかくの長所ですから、うまくアピールしていきたいもの。
そのためには、その良さが表れているような具体的なエピソードを考えておきましょう。

大学では中学時代から続けてきたテニスをやっていました。しかし途中で怪我をしてしまい、選手として競技に参加することは難しくなりました。しかし何らかの形でテニスと関わっていきたかったので、マネージャーとして部員を支えていくことにしました。自分が直接大会に出ることはできませんでしたが、縁の下の力持ちとなり優勝という目標を達成できたのです。怪我をしたことは辛い出来事ではありましたが、それにもめげず、自分なりに努力をして最後まで諦めないという精神的な力を身につけられたと思っています。

できれば何かを克服したとか、こういうことを頑張り続けてきたというエピソードがあると、社会人になっても頑張ってくれそうだなという印象を与えることができるでしょう。

スキルは「どんなことができるのか」を説明する

英語が流暢に話せるとして、それはとても素晴らしいスキルなのですが、それだけではアピール力が弱いかもしれません。
スキルも具体的にどのようなことができるのか、そのスキルの使い方(使い道)について話ができるとぐっと説得力が増してきます。

大学在学中に1年間イギリスに留学をしていました。英語の授業についていくのは大変でしたが、それ以上に勉強になったのはディスカッションの方法です。日本と違い海外では自分の主張をしっかりしていかないと意見のない人間だと思われて尊重されません。自分が考えたことをどうやって主張していくのかということを、ディスカッションを繰り返すことで訓練できたと思っています。御社は今後海外への事業展開も視野に入れているとのことですが、ディスカッションで鍛えた力を役に立てられたらと思っています。

その資格、スキルを取得する上で何を得たのか、どんな努力をしたのかということをプラスしてアピールしていきましょう。

得意なことにもエピソードをつけよう

得意なことも性格と同じで、仕事にどう結びつけてアピールするのかが大事になってきます。

私は物事を調べて分析するのが得意です。大学のレポートを作成するときも、本やインターネットの情報だけでなく、できるだけ自分の目で確かめようと思い、関連する人にインタビューを申し込むなどして、実際に話を聞いてまとめるようにしていました。本ではわからない生の声から自分なりの考察をまとめ、他にはないレポートを作成できていたと思います。この力を生かして、マーケティング部門で活躍したいと考えています。

マネージメント力やプレゼン力なども、エピソードとともにアピールすることで説得力が増すのです。
そうか、この仕事に合いそうだなと思ってもらえるようなエピソードを考えてみてください。

どんな工夫をしたのかを話す

頑張ったことをアピールする人は多いのですが、どう頑張ったのかをアピールする人は少ないです。だからこそ、他とは違ったアピールができるでしょう。

例えばテニス部のマネージャーとして部員を支えて優勝に導いた、というエピソードでも、何をどう支えたのかという具体的なエピソードが欲しいところです。
  • 他校の戦力を分析してデータ化した
  • メンバーの得意、不得意を見極め、一人一人にあった練習法を提案した

など、何をどう工夫したのかというエピソードを考えてみましょう。

課題解決力などポータブルスキルをアピール

さて、ポータブルスキルはちょっと難しいかもしれないですね。
学生はあまりエピソードがないかもしれませんが、転職する場合が前職での経験が使えると思います。

前職ではまだ立ち上げたばかりのIT企業で総務をしておりました。当初は社員の人数も少なかったのですが会社の成長とともに社員も増えていき、お互いのコミュニケーションがうまくとれていないのではと感じることが増えました。そこでサンキューカードの導入を提案し、1年間実行してみました。お互いの仕事の成果を認め合ったり、直接結果に結びつかないことであっても影で頑張ってくれていることにお互いが目を向けることで社員同士のコミュニケーションが増えて人間関係も良好になったと思います。
  • 自分が問題だと思ったこと
  • それに対して何をしたのか
  • その結果どうなったのか

ということを順を追って説明するとわかりやすいです。

仕事に結びつけて話すのが大事

あなたの強みは?と聞かれて、性格的な長所だけにとどまってしまう人は実に多いので、それではもったいないです。
就職の面接なので、やはり仕事やその会社に結びつけてアピールすることが必要です。

あなたという人間を見極め、将来性があるか、我が社にとって有益な人材かということを見極めるための面接なのですから、仕事と切り離してアピールしてもダメなのです。

この人ならうちの会社できっと活躍してくれる!と思わせるような強みとエピソードを考えてみてください。

自分の強みをアピールする時に大事なポイント

具体的なアピールの方法はお分りいただけたと思いますが、基本的なことも改めておさらいしておきましょう。

ハキハキと答えること

せっかく答える内容が良くても、話し方が悪いとそれだけでマイナスポイントです。
面接では相手の目を見て、ハキハキと大きな声でわかりやすく話すことです。緊張すると早口になりがちなので、心持ちゆっくり話すといいでしょう。
前を向いて堂々と、背筋を伸ばして話してください。

担当者が聞きたいのは「性格が良いか」ではない

性格が良い、人柄が良いに越したことはありませんが、できるだけポータブルスキルを中心に話すようにしてみてください。
テクニカルスキルであれば、それがどう仕事に役立つのかというアピールをお忘れなく。

企業研究ありきなことを忘れない

何をどうアピールするかを考える前に、どのような強みが求められているのかを知らなければなりません。そのためには企業研究は徹底して行ってください。
企業研究が不十分だとせっかくの強みが活かせません。

企業の求める人材とミスマッチを起こしてしまうと、将来の自分のためにもならないです。自分の強みを求めている企業なのかどうかの見極めがとても大切なのです。

他人からいわれたことも盛り込んでみる

自分が思っている強みだけではなくて、人から言われたことなどを盛り込んでいくと客観性がまします。

  • 人からはよくこんなことを頼まれます。
  • 人からよく「〜〜だね」と言われます。

などのエピソードは強みを裏付ける根拠となります。

資格は「挑戦中」でもOK

テクニカルスキルをアピールしたい時、別に今保有していない資格でも大丈夫です。
「○○という仕事に就きたいと思い、今チャレンジしています」という説明でもOK。
スキルアップしていきたい、どうしてもこの会社で働きたいという熱意と絡めてアピールできるといいでしょう。

話を盛らないこと

私なんて何の強みもないと思ってしまう人も多いのですが、嘘をつくのはNGです。嘘は必ずバレますので、バレた時の印象は最悪になると思ってください。
嘘をつくのではなくて、短所しか思いつかないならそれを長所に変える工夫をしてみてください。

自己分析を徹底的にして自分の強みをしっかりアピール!

就職活動でもしなければ、自己分析などじっくりする機会もなかったかもしれません。少し時間がかかりますが、ここは自分の歴史を棚卸するつもりで、徹底的に取り組んでみてください。
強みというのは普段意識していないことが多いのです。強み=得意なことが多いので、他人にとっては大変なことであっても、あなたにとっては難なくできてしまうことが多いからです。
だからこそ、改めて自己分析することが大切なのです。じっくり取り組み、他の人が持っていない強みをぜひ見つけてください。

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