会話と対話の違いとは。接し方を変えるだけで相手への理解度がUP

オフィス内の会話は書類の受け渡しや連絡事項。口頭ではなくても社内メールでも会話が繰り広げられます。ですが、対話はしたことはありますか?対話は、一対一で相手と向き合うので、会話だけでは知り得なかった相手の価値観も理解できます。
この記事では始めに会話と対話の意味について解説した後、対話をするメリットを例え話を交えて3点ご紹介していきます。
対話をすることで、ある物事に対して自分にとって普通なことでも、相手はとても大切なことのように思っていた、というようなことが分かったり。相手と自分が持つ意味(情報)の違いを理解したりが可能です。
「あの人が言うことの意味が分からない」「自分の言っていることが上手く伝わっていない気がする」そういった悩みを持っている方に読んでいただきたい記事になっています。

会話と対話の違いとは。個人と向き合う度合いで変わる

「会話」の辞書的な意味は、二人、または少人数で向かい合って話し合うこと。イメージとしては英会話で一対一で話していたり、複数人で話をしている状態です。
一方「対話」は、向かい合って対等の立場で話すこと。二人の人が言葉を交わすこと。という意味があり、辞書によっては会話と同じ意味で使われます。イメージとしては、著名な方の対談インタビューなどがそれにあたります。
つまり会話は浅く広く、全員にも伝わる話し方。対話は深く狭く、個人に伝える話し方です。

この二つを分かりやすく学校の場面にたとえると、会話が黒板を使った授業。対話が、理解できなかった授業内容を先生に教えてもらう。という捉え方ができます。

「言っている意味がよくわからない」「なぜこの人はこんな考えをするの?」「こんなことをするなんて意味がわからない」などの考え方の行き違いは、対話をすることで、解消されるのです。

対話のメリットとは。相手との関係性が変わる!

では、対話をすることでどんなメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

一対一だから相手の価値観を見出せる

たとえば2つの企画、どちらを採用すれば良いか悩んでいるとします。片方は成功の可能性は高いけれど、利益は普通。もう片方は、成功の可能性は低いが、成功すれば利益は高い。というようなものです。
企画者同士で意見が真っ二つに割れているためどちらも譲らない状況の場合、意見を激しくぶつけ合ってどちらか一方を負かせるのではなく、対話をします。
対話から見えてくるのは、それに対する価値観の違いで、相手の考え方や視点の捉え方の違いが分かってくるのです。
相手の欠点だけでなく、良い部分も自然と見えるので、相手の意見を受け入れやすい状態になります。対話をする空間に上下関係はなく対等です。上から目線や、謙虚になる必要はありません。

対話が深まるほど「こいつは面白い考えを持っている」、「こんな考え方ができる人なんだ」と互いが尊重しあう関係になっていくいのです。

相手と共有する情報や意味の違いがわかる

たとえばAさんが後輩に「お客さんに出すお茶菓子を買ってきておいて」とお願いしたとします。後輩が買ってきたのがマドレーヌで、「こんなの頼んでないよ!」とAさんが怒ってしまいます。
このとき、Aさんのイメージでは「お茶菓子=緑茶に合うような和菓子」。後輩のイメージは「お茶菓子=コーヒーに合うような洋菓子」と真逆のイメージがあったのです。
二人はそれに気づいていないので、「気の利かない後輩だ」と思ったり、「合うはずなのになんで怒るんだろ先輩」と思ってしまいます。
ここでも必要になるのが対話です。「聴く」「質問する」「伝える」という流れができれば、こういった相手と共有するイメージ(情報)の違いが分かります。

自分だけが持つ言葉のイメージ(ここではAさんの「お茶菓子=和菓子」)をただ言うではなく、「お客さんに出す和菓子を買ってきて」と言ったり、「ようかんを買ってきて」と細かく言い換えるのがスムーズ。行き違いもなくお互い不満を持つこともないです。

相手の価値観を理解しあえる

たとえば自分にとってはささいなミスでも、相手にとっては人生を大きく変えてしまいそうなほどの大きなミスに感じるかもしれません。この場合、ミスに対する価値観を共有できるかが対話のポイントになっていきます。
相手とよく対話をして価値観を共有できれば、仕事のミスに怯えなくなり、大きくステップアップするキッカケになるはずです。また、自分のささいなミスも、相手にとっては大きかったと気づかされ、仕事への向き合い方が変わっていきます。

対話で互いが尊重しあう関係に

ここまで会話と対話の違いと、対話のメリットをご紹介してきましたがいかがでしたか?相手の考えを理解したいと思ったら、しっかりと対話をしてみましょう。
膝を交えることはしなくても、自分が分からないことは必ず相手に「聴く」「質問する」「伝える」ということを始めれば、だんだんと相手の考えを理解できるようになりますよ。

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