家事分担表をテンプレートで作ろう。働く女性の大きな助けになる!

働く女性にとって、最大の難敵である「家事」。理想は毎日テキパキこなして、ご飯だって凝ったものを作りたいし、部屋だっていつでもキレイに保ちたいですよね。
ですが現実はそうもいきません。仕事から帰ればくたくただし、家事は手を抜きがちで、子供がいれば子どもの世話でいっぱいいっぱい。休日はたまった家事を片づけて、気が休まらない!
それなのに、バタバタしているこちらを振り返りもせず、夫はテレビを観てゴロゴロ…。もはやイライラを通り越して、殺意が湧いてくる!という人も、少なくありませんよね。
家を保つというのは何も女性だけの仕事ではありません。この理不尽な状況を打破する方法を考えてみましょう。

夫が家事を「しない」「手伝う」状況を打破する方法

 
家事が自然と妻の仕事になってしまうのは、日本の風潮から仕方のないことかもしれません。
夫が「家事は妻の仕事」と思い込んでしまうことも問題ですが、女性側も「夫が家事を”手伝って”くれない」と感じてしまっているのも考えものです。
というのも、家事を「手伝う」と言っている時点で、それがすでに自分の仕事で、夫にサポートしてもらいたいと考えている証拠だからです。
本来家事は、そこに住んでいる人たちが快適に日々暮らしていけるように家を整えることです。
そしてそれは住んでいる人全員で意識して取り組んでいかなければ、誰かにしわ寄せがいくようになります。その結果、現状のように負担が妻にかかってしまうということなんです。

もちろん夫の仕事の方が残業が多い、出張が多いなどでそもそも家にいる時間が短い場合は仕方がないところもありますが、”疲れている”ことはお互い様。思いやる気持ちがあるなら、家事は分担するのが正解です。

では家事を夫にもやってもらおう!と分担を提案しても、結局は妻の方が負担が大きくなってしまうことがあります。
この一番の原因は、「夫ができないことを妻がすべて請け負う」形になってしまっていることではないでしょうか。せっかくの家事分担も、これでは意味がありません。
あるいは、家事を少し手伝った程度で「自分は家事をやってる」と思い込んでいる夫もいます。
これらを打破するには、家事が何をどれくらい行われているか、わかりやすく「見える化」することがとても効果的です。
そしてこの「家事の見える化」に役立つのが「家事分担表」です。
どんな家事を誰がやるのかを家事分担表を作って決めておけば、毎日の家事の負担の偏りが少なくなります。ぜひ、やってみましょう。

まずは現在の家事を洗い出そう

家事分担表を作ることに決めたら、まずは今日常的にやっている家事を洗い出していきましょう。

この洗い出しの期間は1週間以上かけてリアルタイムで行うことをおすすめします。

洗い出しは

  • 平日
  • +休日(休日に増える家事)
  • 朝昼晩
  • 不定期

でわけて行いましょう。
家事を洗い出した図
図は子どもがいない夫婦の場合の、ほんの一例です。このように思いついたものからどんどん書きこんでいきましょう。図では「ごはんを作る」とひとまとめにしていますが、「献立を立てる」「料理をしてお皿に盛りつける」「テーブルに運ぶ」と細かく分割するとよりわかりやすくなります。

いつも自分がなにをやっているかをできるだけ細かく具体的に書いていくことがポイントです。

まずは「今やっていること」を書き出したら、次に「本当はこの家事もやりたい、理想」を書き足します。
家事が分担できるようになれば、今やっていない家事にも手が回るようになるからです。
よりくつろげる家にするための家事を新たに取り入れることができれば、家族みんなにとってプラスになります。実際にできなくても良いので、理想の家事も積極的に書き出していきましょう。

洗い出しをしたら、「どうしても自分がやりたいもの」以外の分担を相談しよう

洗い出しが終わったら次の段階へ進みます。
ここではいよいよ、パートナーに家事の分担を提案しましょう。ただ、家事の分担は自分一人で決めてしまっても、分担通りにいかない可能性が大です。
その理由は、「やらされてる感」。パートナーも子どもではありません。自ら進んでやっているのだと認識しなくては家事を続けてもらうことは難しいでしょう。
そこで、家事の分担を「一緒に決める」方向で提案してみることをオススメします。その方法はたった4ステップ。ぜひチャレンジしてみてください。

ステップ1.どれを分担するかを決めよう

まずは洗い出した家事のなかで、「どの家事を分担するか」を決めます。
「家事分担」というと家事の50%ずつを負担することを理想にしがちですが、この数字にこだわるのはナンセンス。
夫婦の勤務形態の違いによってどうしても偏りが出てきてしまいますし、「得意な家事」「こだわりのあるもの」は触られたくない、というものもありますよね。
これについては潔く自分でやることに決めましょう。
逆に、「パートナーが”今”できない家事」は分担の対象です。家事には家事不得意はあれど「できない」家事は基本的にありません。最初はできなくてもだんだんと上手になっていくものです。
最初は教えてあげることも視野に入れて、思い切って分担の対象にしてしまいましょう。

ステップ2.どんな家事があるかを把握してもらおう

どの家事を分担するかが決まったら、改めて「すべての家事」を一覧にしてパートナーに見せます。そうすることでまず「いかに大変か」という、家事を分担したい理由がはっきりと相手に伝わります。
見せているのは家事の一覧表のみで、その他に自己ケアの時間やリラックスタイムを加味したら、忙しくなるのは当然なのだと説明しましょう。
一言に「家事」と言ってもやる項目がとても多いことがわかれば、協力を促すのも難しくはないはずです。

ステップ3.家事の分担を決めよう

家事分担に了承してもらったら、今度はその中から自分がやりたいもの、やるべきものははずすことも伝えましょう。これだけでもパートナーの気が少し楽になるはずです。
そして残った家事のリストから、できそうなものを選んでもらいましょう。
ノートに一覧を書いていたならマーカーで色違いするとわかりやすくなります。手間でなければあらかじめふせんに書いておいて、より分けるのも視覚的にわかりやすくなりますね。

子どもがいる家庭は、お手伝いできる年齢であれば子どもに頼む家事も作ってみてはいかがでしょうか。責任感も磨かれますし、子どもを褒める機会も増えます。自分に何かあったときでも、家族が協力して家事をこなせるようにしておくのが理想ですね。

ステップ4.家事分担表を作ろう

家事分担が終わったら、アウトプットして共有でいるように家事分担表を作りましょう。家族のだれもが目を止めるところに飾って、全員で意識を共有します。
自分で見やすいように作っても良いですし、テンプレートを使えば簡単に作ることができますよ。

家事分担表のテンプレートをご紹介

家事分担表を作る時間も手間もない、という人は家事分担表のテンプレートを使って製作をすすめましょう。時短にもなるので忙しい方にもオススメです。
テンプレートを真似てオリジナルの家事分担表を作るのも良いですね。
ぜひ活用して役立ててみてくださいね。

家事洗い出しのお手本!「AERA共働きの. 家事育児100タスク表」

家事の洗い出しのお手本と言えば、「AERA共働きの. 家事育児100タスク表」です。
こちらは2016年5月に発売された雑誌「AERA」の共働き特集で掲載されていた家事のタスク表です。家事をよくわかっていなかった読者の夫に「こんなにあるのか!」と知らしめたと大変話題になりました。
洗い出しをするのに参考にしてももちろんOKですが、オススメはそのまま家事分担表にしてしまうこと。自分・パートナー・両方がやる家事を色分けして「見える化」することで、洗い出しのタスク表から家事分担表へと変えてしまいましょう。
タスク表は子どもがいる家庭での家事になっていますが、自分たちのオリジナルに書き換えても良いですし、タスク表を参考に新たに作りなおしても良いですね。
公式サイトではタスク表がPDFでダウンロードできるようになっているので、ぜひ一度見てみることをおすすめします。
AERA共働きの. 家事育児100タスク表

「Microsoft office Word/Excel」のテンプレートが優秀

言わずと知れたPCソフト、WordとExcel。実はどちらも豊富なテンプレートが用意されてるって知っていましたか?
このテンプレート、オンラインにアップされているものをダウンロードして使うのですが、利用料は嬉しい「無料」!しかもキレイ・可愛い・見やすいテンプレートがそろっているので使っていて大満足なテンプレートです。

どちらも「新規作成」を選択後、テンプレート検索画面で「家事 分担」と検索するとヒットします。

スマホアプリなら種類・デザイン・機能が豊富!

紙で用意するのは面倒、という人にはスマホアプリがおすすめです。
チェックリスト方式で表示されるアプリもあり、「今相手がどんな家事を終わらせたか」がアプリをチェックするだけでわかります。
これを活用して、「今日はまだタスクが終わっていないようだったからやっておいたよ」なんて、サポートし合えるようにできるかもしれませんね。

家事分担表を作れるアプリは種類が本当に豊富です。先程と同様、アプリインストーラーで「家事 分担」と検索し、自分に合ったデザイン・昨日のものを選びましょう。

実践!家事分担を成功させるコツ

家事分担表ができたら、早速実践してみましょう。これで少しでも負担が減ると思うと嬉しいですよね。
ですが、さっそく始めた家事分担がなくなってしまう、失敗の落とし穴があります。
いくつかのコツを押さえて家事分担を成功させましょう。

家事を分担したからといって100%押し付けるのはNG

お互い仕事をしている以上、繁忙期・閑散期があり、残業の程度も違ってきます。そのため、家事を分担したからと言ってそれが100%相手のものだと考えると、たまった家事を目にしてイライラしてしまうかもしれません。ケンカのタネにもなりかねないので要注意です。
あくまでも家事の分担に対しては柔軟な対応をとりましょう。できないときはできる人がやればいいんです。

これはパートナーだけでなく、自分にも当てはまります。普段から「分担」だと一線を引かずお手伝いしていれば、自分が仕事に集中したいときや用事があるときの助けになりますよ。

ただ、黙ってやってしまうと、いつのまにか家事分担がなくなってしまうリスクも。
これを避けるためには、「○○はあなたに任せるね。でも、できないときは声かけてくれれば協力するよ」と、さりげなく「声をかけてくれれば」という条件付けをしてみましょう。
自分の分担を認識してもらうことと、それを手伝ってもらったんだと頭の片隅に残してもらうことが家事の分担をなあなあにさせないコツです。

初めから完璧を求めてはいけない。クオリティは任せよう

前述もしましたが、初めから自分と同じクオリティ・もしくは完璧さを求めてはいけません。
これまで家事をこなしてきたあなたと違い、相手は家事のシロートです。やり始めてすぐの頃はわからないこともあれば非効率なこともあります。
つい「自分がやった方が早くてキレイ」と手を出してしまいたくなりますが、ここはグッとこらえましょう。
わからないようであればさりげなく教えてあげて、非効率であっても黙って見守ります。
家事のクオリティに注文を付けてしまうと、相手はそれだけで家事をやる気が失せてしまいます。仕舞いには「じゃあ自分でやれば」と言わせるきっかけを作る事にもなりかねません。
分担したからにはその家事は相手に任せ、口出しはしないように心がけましょう。

感謝の言葉はマスト!

今までやっていなかった家事をやってくれているのですから、「ありがとう」の一言は必ず添えるようにしましょう。
誰だって褒められるのは嬉しいものですし、いつも一緒にいるパートナーの助けになりたいと思うのはお互い様です。
思っているだけでは気持ちは伝わりませんので、ぜひ感謝の言葉をかけるようにしましょう。

「私だって言われたい!」という人も、家事を分担することでパートナーに家事の大変さが伝わり、「ありがとう」と言ってもらえるチャンスが増えるはずですよ。

なるべく「手の空いた方がやる」を避ける

柔軟な対応を取っているかのようですが、一番避けた方が良いのが「手の空いた方がやる」という家事を作る事。
これまでも気づいたときにやってくれている家事ならともかく、これまでもやってくれていなかったのなら、残念ながらパートナーが気づいてやってくれる可能性はゼロに近いでしょう。
たとえ手が空いていても気づいてくれなければ意味がありません。なるべく家事の分担は誰なのかをきちんと決めておくことをオススメします。

負担になっているけど頼めない、最終手段としての外注化

家事が負担になっているけれど、どうしてもパートナーはできる時間が少なくて頼めないこと、ありますよね。
そんなときのために家事の「外注化」を選択肢に残しておくことも話し合っておくと良いでしょう。

  • ハウスクリーニング
  • 宅配弁当
  • ベビーシッター …など

もちろんお金はかかってしまいますが、その分自分の時間・他の家事に取り組む時間が確保できます。家事に疲れてイライラしてしまうよりは、いっそのこと外注してしまった方が精神面が大分楽になります。

外注化は決して「手抜き」ではありません。家事をこなすための「手段」です。これを有効に使うためには、パートナーにあらかじめ「どうしてもダメなときは外注化したい」と相談しておくことも重要ですね。

家事分担表を作ると嬉しいメリットがついてくる!

家事分担表を作ることで、得られるメリットはただ単純に「家事の負担が少なくなる」というものだけではありません。
普段やっている家事を一覧にしてみてもらうことで、「普段どれだけ家族のために働いているか」をわかってもらう意図もあるんです。
「自分が思っている以上に自分のために頑張ってくれている」と知れば、人は思わず感心して感謝したくなるものです。
「パートナーの仕事の時間が合わなくて家事分担表を作ってみたものの分担はそんなに減らなかった」なんて場合であっても、少なからずあなたへの感謝の気持ちは芽生えるはずですよ。
家族は思いやりなしではうまく成り立ちません。家事の負担を軽くするという目的で作る家事分担表ですが、思わず嬉しいメリットがついてくるかもしれませんね。

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