水疱瘡の時、保育園はどうする?水疱瘡対策を徹底解説

子供につきものの病気として、水疱瘡があります。多くの人がかかった事のある病気ですが、感染力が強く、体調によっては重症化してしまう事もある、恐ろしい病気です。
その為、保育園等では水疱瘡にかかったら登園禁止等の処置を取ります。
この水疱瘡による登園禁止は働くお母さんにとっては頭の痛い問題です。

  • いつまで保育園をお休みしなくてはならないのか
  • お休みの間は、外出してもいいのか
  • どうしても仕事を休めない時はどうしたらいいのか

といった様々な問題に直面してしまうからです。
今回は、水疱瘡で登園を禁止された時の対処法を中心に、水疱瘡について解説していきます。

そもそも、水疱瘡はどんな病気なの?

水疱瘡は、保育園等に通っていれば一度は耳にする病気です。まずは水疱瘡という病気がどの様な病気なのか、どうして出席停止になってしまうのかを説明していきます。

水疱瘡は出席停止になる病気でもある

水疱瘡は、

  • 1~4㎜の赤い発疹
  • かゆみを伴う水疱(かゆい水ぶくれの様な発疹)
  • 37度程度の発熱

といった症状が出る病気です。
潜伏期間が2週間前後であり、初期症状として赤い発疹が出て、それが水疱となり、しばらくすると膿の入った発疹になります。この発疹がかさぶたとなった時が完治とみなされます。
水疱瘡は法律で出席停止になる病気の一つとされています。
一度かかってしまうと、

  • 全ての発疹がかさぶたの状態になった
  • 以下の状態を医師が確認して、完治であると認めた

これらの条件を満たさない限り、保育園に登園する事ができません。目安としては、1週間から10日程が一般的です。
医師の許可は登園許可書を診断書と同じ要領で作成してもらい、提出します。登園許可証は市町村や保育園からもらうか、サイトにアクセスしてダウンロード後、印刷して病院にもっていく形が多いです。
水疱瘡は感染力が非常に高く、集団生活をしているとあっという間に蔓延してしまう病気です。その為、法律で出席停止の処置が定められているのです。
1年中かかる病気ではありますが、冬から春にかけての流行が多く、保育園で注意のお知らせが出回る時もあります。
同じ保育園に通う兄弟がいる場合、水疱瘡にかかっていない子は出席停止が出ていなくても、登園を控えた方が賢明です。

  • まだ症状が現れていないだけで、感染している可能性が高い
  • 感染していなくても、水疱瘡を保育園にもっていってしまう可能性がある

といった点が考えられます。
どうしても水疱瘡の子に兄弟がいる場合で、その子を保育園に預けたい場合は、保育園と病院にその旨を相談し、指示を仰ぐようにしましょう。

水疱瘡は重症化するとかなり危険な病気

水疱瘡は子供の病気、というイメージが強いですが、大人もかかる事があります。また、一部の人が水疱瘡にかかってしまうと、合併症を引き起こしたり、重症化してしまったりする事もあるのです。

  • 0~1歳までの赤ちゃん
  • 水疱瘡にかかった事がなく、ワクチンも打った事がない大人
  • 病気や薬の関係で免疫力が低下している人
  • 妊娠中の人
  • 高齢者
  • 喫煙者

上記の特徴に当てはまる人が水疱瘡に感染すると、合併症や重症化によって入院しなくてならない場合があります。妊婦さんの場合は、胎児にも影響が出やすく、最悪の場合死産してしまう可能性があるのです。
水疱瘡にかかり、出席停止を言い渡された時は、保育園だけでなく他の外出も最低限に抑える必要があります。
また、

  • 看病をしている人
  • 一緒に暮らしている家族

も感染の注意が必要です。
上記の特徴が当てはまる家族がいる場合、特にその家族に水疱瘡が移らないように対策をしましょう。また、上記の条件に当てはまらない場合でも、異変を感じたらすぐに医師に相談して下さい。

子供が水疱瘡になった時に役立つ対策方法を知ろう

子供を水疱瘡から守るには、事前の行動やホームケアが大切になります。どうしても仕事や用事の為に看病ができない時の対策も忘れてはいけません。水疱瘡対策に有効な手段を解説していきます。

予防接種で子供を守ろう

一番良いのは、水疱瘡にかからない事です。その為には、ワクチン接種が有効です。ワクチンは感染を防ぐだけでなく、水疱瘡にかかった時に重症化を防ぐ効果もあります。潜伏期間中も摂取が可能で、発症の予防や重症化を防ぐ効果が期待できます。
予防接種は、一度の摂取だけでも90%以上の人が免疫を獲得する事ができますが、まれに水疱瘡にかかってしまう場合があります。これを避ける為にも、2回の摂取が推奨されています。
水疱瘡はかからない事が一番です。まだ自分の子供が水疱瘡にかかっていないなら、2度のワクチン接種をできるだけ早く行いましょう。

様子を見ながらホームケアを

水疱瘡にかかってしまった時は、医師の診察を受け、ホームケアで様子を見ていきましょう。この時、様子を見るのは子供だけでなく、一緒に暮らす家族の状態も含みます。
ホームケアとしては、膿の入った発疹をつぶさないようにする事が大切です。この膿の中には水疱瘡のウイルスが入っており、この膿に触れてしまうと水疱瘡が移ってしまう可能性があります。
水疱瘡の発疹はかゆみが伴います。かきむしって発疹をつぶさないようにするためにも、

  • お風呂はシャワーで、温度はぬるめに
  • 刺激のある食べ物や飲み物は避ける
  • かゆみが収まらない時は患部を冷やす

といったケアをしてあげましょう。
水疱瘡の後はかきむしりがあると痕が残る事もありますから、子供が発疹をかかないように気を付けてあげましょう。また、大人がかかると重症化の恐れもあるので、そちらにも注意をして下さい。
子供が水疱瘡の場合、診てもらう診療科は小児科になりますが、大人の場合は皮膚科になります。看病をしていて少しでも異常を感じた時は、すぐに医師の診察を受けて下さい。

どうしても仕事に行かなくてはならない時は、病児保育の検討も

  • 子供の看病をしたいけど、仕事や用事がある
  • 子供を預けられる所が保育園しかない

といった事態を避けるには、

  • 病児保育
  • ファミリーサポート

で受け入れをしてくれる所をあらかじめ用意しておくのが有効です。
自分の家の周りを調べ、病気の子供を預けられる施設やサービスがないかをしっかり調べておきましょう。
また、こうしたサービスの場合、事前の登録や予約が必要な場合もあります。預ける時のお金も、普通の保育園よりも高めの場合がほとんどです。施設やサービスがある場合、こうした内容についても忘れずに調べるようにして下さい。

水疱瘡は大人も子供もつらい病気。しっかり対策しておこう

水疱瘡はかかっている子供はもちろん、看病をする大人も大変な病気です。感染の可能性も高い為、保育園に行く事はもちろん、外出もできるだけ控える必要があります。一度かかってしまえば大丈夫、と安易に考えてはいけない病気なのです。
水疱瘡にかかる前に、ワクチンをはじめとした感染対策をしておく事が大切です。ワクチンを打っていない場合は早めの摂取を、かかってしまった場合はこまめなケアや病児保育等の活用で乗り切りましょう。

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