SNS懸賞応募の注意点

TwitterやInstagramなどのSNSを使った懸賞やプレゼントキャンペーンは、SNSのアカウントを持っている人なら誰でも簡単に応募できて、ネット懸賞では定番となっている個人情報などを入力する手間が省けるため、応募する人が続々と増えています。また主催者側もキャンペーンページや応募フォームをその都度用意する必要がないため、さまざまなキャンペーンや企画がSNS上で日々開催されています。
さらに主催者は企業だけにとどまらず、一個人が「プレゼント企画」と題してフォロワーに向けたキャンペーンを実施している例も少なくありません。そういった気軽に応募できるSNS懸賞の中でも今回は特にTiwtter懸賞に焦点を当てて、その付き合い方について考えてみたいと思います。

架空懸賞や詐欺行為に注意!

「懸賞詐欺」という言葉を聞いたことがありますか?TVやネットのニュースでも取り上げられたことがあるのですが、Twitterで開催されている懸賞に応募した詐欺に遭った方がいたそうです。

Twitterのアカウントされ持っていれば誰でも応募できるお手軽さが魅力のTwitter懸賞。その多くは「フォロー&RT(リツイート)」が応募条件となっています。また最近では、抽選結果がその場ですぐにわかるインスタントウィン形式の懸賞も増えてきましたが、従来主流だった後日当選者にDM(ダイレクトメール)が届く形式の懸賞もまだまだ数多く開催されています。

そもそもTwitterなどのSNSでプレゼントキャンペーンを開催する目的とは?下記のようなことが考えられます。

  • ・新商品やサービスの宣伝・販売促進
  • ・自社の認知度アップやブランディング
  • ・商品やサービスの口コミ効果、拡散効果への期待

その結果、SNS上にもたくさんの懸賞情報が増えました。ですが中には「この企画の主催者のメリットは何だろう?」と思ってしまうものも…。そんな懸賞に応募する前に、下記のようなTwitterアカウントやプレゼント企画には注意しましょう!

①企業の公式アカウントを装う偽装アカウント

Twitterのアカウントの中には、青い「認証済みバッジ」が付いているものがあります。これは、このバッジが付いている著名人や世の中の関心を集めるアカウントが本物/本人のものあることを示しています。しかし認証済みバッジが付いていない企業でも、ルールに則った懸賞やプレゼントキャンペーンを実施している場合ももちろんあるので、過去のTwitter投稿内容や企業の公式ホームページに「公式SNS」として紹介されているTwitterアカウントかどうか?などを見て判断してください。
逆に、有名な企業名を勝手にアカウント名に使用している悪質なアカウントも存在します。その場合はアカウント名ではなく「ユーザー名」(@で始まる)を確認してみましょう。そして、もしれそれがこんなユーザー名だった場合はご注意ください。

  • ・ユーザー名がランダムな文字列 例)@abc5566def7 など
  • ・アカウント名とユーザー名に関連性がない
  • ・プレゼント企画を匂わせる単語が含まれている(present/pre/kensho/kikaku/foryou など)が入っている 例)@cp_kensho, @itune_pre, @kikaku_present など

②プレゼント企画の投稿しかないアカウント

プレゼント企画以外に、過去にどんなTwitter投稿を行っているかもチェックしてみましょう。企業アカウントであれば、自社商品やサービスの紹介、認知度アップにつながるPR、SNS担当者の日常が垣間見れる投稿など、プレゼント企画以外の投稿もあるかどうか注目してみてください。

③LINE@への登録を応募条件にしている企画

Twitter懸賞ではフォロー&RT(リツイート)が応募条件になっているもの主流です。しかし、ごく稀にLINE@への登録を応募条件としているTwitter懸賞が存在するのですが、そういった応募条件はかなり異例のように思います。言われるがまま指定のLINE@に登録してしまうと必要以上にメッセージが送られてくる可能性もあるので、そういった懸賞やプレゼント企画はオススメはできません。

怪しいTwitterアカウントの目的とは?

ではなぜこういったプレゼント企画やアカウントが存在しているのでしょうか?
純粋にTwitterのフォロワー数を増やすためにこういったプレゼント企画を実施している以外にもこんな目的が考えられます。

  • ・お金を稼ぐ目的
  • ・個人情報を収集するため

まずは「お金稼ぎの目的」。当選者にDM(ダイレクトメール)を送り、ポイントサイトなどのサイトへの登録や情報商材、金融系などのさまざまなアフィリエイト案件の利用を促し、企画主催者自身はその報酬や紹介料を得ている可能性があります。

次に「個人情報の収集」ですが、当選者にメールアドレスやクレジットカード番号、住所・氏名などの個人情報の入力を促すDM(ダイレクトメール)が届き、言われるがままにそれを入力した結果、企画主催者は個人情報をゲットできてしまうというものです。特にクレジットカード情報は、賞品発送には不要な情報なので絶対に入力しないようにお気をつけください。

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